「あいつ〇〇内定したってよ」~就活で勝った人は何をしてきたか~

筆記・グルディス対策や業界分析ばかり書いてある就活サイトに飽き飽きしたので、様々なバックグラウンドを持つ現役の就活生や内定者に、インターンや本採用の実情を聞いてまとめました。

受験準備はするのに就活準備はしない君たちへ

就活は始まる前から終わっている

就活が三月に解禁されたが、学生諸君はいかがお過ごしか。もう髪は染めたか?自己分析シートは作ったか?SPI対策はしたか?

まあ一言で言えば今から準備してる三年生は遅い。受験日当日までノー勉みたいなものだ。受験とは違うのは、早い奴はもう外資なりイケイケのベンチャーに内定している。就活は大学受験と同じである無慈悲な戦いの場だ。筆者、何者(ペンネームを何者とさせていただきたい。昨今流行ったとかいう、就活を描いた小説である。ちなみに読んだことはないが。)も上記の種類の内定を既に決めた東京大学の三年生である。

私はカフェが大好きである。ただ最近のカフェはどこか居心地が悪い。 それは今にも泣き出しそうな、神経質そうな私と同じ18卒の大学生達が就活準備とか合説帰りでピリピリしてるからだ。

18卒の人のしんどそうな姿を見てると、私も元来共感性に強い性分なのでやるせなくなってくる。だから今しんどい18卒にも、そして今後就活をすることになる19卒それ以降の諸兄にも、ぜひ伝えたいことがあるのだ。

何をすべきかは先人から学べ

ところで君達は、SPI対策本だのグルディス対策だのES書き方だのを勉強しているのだろうか。あの手の対策は確かに一定程度役には立つが、あくまでも最初歩である。いわゆる大学受験数学における『cos、sin、tan』程度である。当然その先が必要になるわけだ。

こうした応用というのは結局インターネットのどこにも落ちてはいないし、出版もされていない。ではどうしたらいいのだろうか。

答えは簡単、先人に学べば良いのである。先人とはすなわち18卒なのにもう内定がある奴のことである。彼らがインターンどこにいったか、選考を乗り切るために何をしたか、どうやって就活準備をしたか、ありのままをしゃぶり尽くすことにしか正解はない。そこから自分で真似できそうなものを盗むしかない。

筆者は受験と就活を比喩的に並べてはいるが決定的に違うポイントが一つある。それは受験は絶対答えが一つしか無いことを聞いているが、就活は無数だからである。何故無数か。企業は人の集合であり、企業自体も無数にあり、君達就活生も無数であるからだ。だから、正直良い参考書なんかない。あったら何者(筆者のペンネームである。くどくて申し訳ない。)が買いたかったくらいである。それ故、エグいくらい優秀な奴らの話を聞くしか無い。

何者の身の回りには外資メーカー、外資コンサル、日系有力コンサル、外銀、日系投資銀行、メガベンチャー、ミドルベンチャー内定者などが掃いて捨てる程いる。みんなギラギラしている奴らばかりだ。私は19卒、それ以降の大学生達に就活なんかでしょっぱい思いをして欲しく無い。だから優秀な彼らにインタビューして、ここに詳細に記すことにした。18卒も19卒も是非是非読んでほしい。きっと君のためになる。

『どうせ優秀な人の話でしょ?』

いや、確かに皆優秀ではあるが最初は皆同じようなもんだ。みんな乗り越える山を乗り越えている。彼らの山の登り方から学んだ方が良いと思う。

『19卒とか早すぎね?w』

いや、全く早く無い。大体既に内定を決めてる奴らはこのくらいには既にゴリゴリ選考倍率の高いインターンに参加して、三年の夏には内定もいくつか持っている。まだ早いと感じるなら今から既に差がつき始めていると知るべきだ。

厳しいことを書いたが、世の中そんなもんである。就活は決して楽では無いが、必要以上に苦しむものでもない。だから、頼むからこの記事を読んで、就活準備してほしい。おぢさんの老婆心は、未来の就活生、19卒、20卒にこの記事が届くことを祈るばかりである。