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「あいつ〇〇内定したってよ」~就活で勝った人は何をしてきたか~

筆記・グルディス対策や業界分析ばかり書いてある就活サイトに飽き飽きしたので、様々なバックグラウンドを持つ現役の就活生や内定者に、インターンや本採用の実情を聞いてまとめました。

ESを書くのはもう古い!?ベンチャーで流行りの新しい「コネ採用」の実態とは

さてブログ二回目となるわけだが、今回はベンチャー企業についてクローズアップしたい。

そして、前回行った通りインタビューをメインにしていきたいと考えている。みんな優秀な方で、内定者バイトの合間を縫って参加いただいた。絶対に聞いておいて損はない。今回は所謂メガベンチャーの一角で、よくメディアにも取り上げられるベンチャー企業内定者四年の桃華さん(仮名)と、100人規模の新進気鋭ベンチャーに内定した、東大四年生の浩二くん(仮名)、そして質問役の何者(筆者のペンネームである)でお送りする。

最初はベンチャーなんか選択肢になかった

- お二方、今日は集まってくれてありがとうございます。いきなり聞いちゃいたいんですが、なんでベンチャーなんですか?お二人なら外資でも日系大手でも狙えたのでは?

桃華:うーん、どれを答えても月並みになっちゃいそうだなあ…あ、でも私実は最初ベンチャー志望じゃなかったんだよね笑

- というと?

桃華:私実は最初出版とか見てたんだよね。就活の事とか意識し始めて、まず何がやりたいのか考えたら、出版だった。大手出版社とか調べながら、とりあえず出版・印刷関連の会社に二年の途中からインターンに行ったんだよね。

- どんなインターンだったんですか?

桃華:最初は議事録とかの資料作り。で、段々仕事を覚えていったら、展覧会のイベント企画とかを任されるようになったんだよね。仕事はすごい楽しかったんだけど、そんな中で段々紙媒体の衰退を感じたんだよね。まあ時代なのかな…

- なるほど、確かにそうかもしれません。

桃華:けど、結局何かしらコンテンツを作りたかったしそれで紙媒体じゃなく時代にあったもの…てなったらいつの間にか今の会社(内定先)の短期インターンに行って、そこの広告事業部の選考もスッスッって進んで採用されてた笑

ベンチャーには、清々しい仲の良さがある

- 後半えらいザックリですけど、、、笑でも、やっぱりやりたい事の芯がブレずにベンチャーにシフトしたのがよく分かりますね。出版から広告事業か…なるほど。浩二さんはどうですか

浩二:僕も最初は外資コンサルを見てたんだよね。ていうかほかはあんまり考えてなかった。やっぱり優秀な人の周りで働かないと自分が怠けてしまいそうで。

- 外資志望者あるあるですね。ではなぜまだまだ小さいベンチャーにしたんですか?かなり違いがあると思うんですが。

浩二:結局選考はその一社しか受けてないんだけど、夏はかなり外コンのインターン行ったんだよね、5社くらい。だけどどこもみんな自己の成長、クビになるかどうかみたいな内向きのインセンティブで働いてて、チームで働く、みたいなのが全くなかった。そういう環境で仕事したくなかったから、冬はベンチャー企業に絞ったんだけど、採用選考は結局この一社しか受けてないよ。

- なるほど、一理ありますね。ただやっぱりある程度シビアな目標を立ててデッドオアアライブな環境に身を置くのは重要なことだと思うんですが?

浩二:内定先のベンチャー企業はそういう目標とかに関してはかなりシビアで同期でも競争するよ。一方で働く仲間内はみんな清々しい仲のよさがある。そんなところが魅力かな。

結局お二方とも、最初はベンチャーは全く見てなかったが、各々の理由で最初の想いは大切にしつつ、ベンチャー企業にシフトしていったようだ。ベンチャーを志望した人は時代の趨勢がよく見えていて、尚且つ自分達の大切な指針は貫き通したのだろう。

意外と多い!?通常の選考フローから外れたスピード採用

- ところで採用選考ってどんな感じでしたか?

桃華:私は地方の大学生なんだけど、実は就職支援団体とか、今の内定先の地方採用チームとかと、長期でやっていたインターンの関係で縁があって知り合いになったんだよね。

- 就職支援団体…?

桃華:あ、地方大学じゃないとわかんないかもしれないね。要は良さげな学生に彼らが声をかけて、色んな選考をすっ飛ばして、最終選考1、2回手間からスタートさせてあげる、っていう感じでベンチャー企業に斡旋してくれるんだよね。

- 便利だなあ(しみじみ)

桃華:他にも内定貰った企業なんか、一回しか選考しないでもらったところもあるし、なんならその会社の人事の人から別のベンチャーの人事の人にも紹介してもらって特別選考枠組んでもらったよ!笑。今の内定先も居酒屋で人事部長と意気投合したらかなり選考省かれたし、、、笑

- ちなみに某メガベンチャーさん以外の内定先はどんな規模のベンチャーさんで?

桃華(ゴニョゴニョ)

- 結構デカいところだ…

浩二:関東圏にも確かネクスベルっていう、同じシステムの採用支援団体があったね。僕も今の内定先は、夏のインターン参加して以降は二回くらいでスピーディーにキマッた笑。もう仕事ぶりとかも見てもらえてたし、人事の人も人柄とか分かってくれてたし。

- まあ僕も特別選考枠だしなあ…

新しい形の「コネ採用」を活かそう

今回は大部分名前を伏せたベンチャー企業を紹介したが、皆CMなどで最近よく見る資金潤沢なベンチャーだ。そんなベンチャーにサクサク内定できるのは確かにコスパが良い、と言わざる得ない。

もちろん彼らが長期インターンなり学生団体なりで優秀な結果を出しているのが前提なのだが、こんな便利なシステムがあるなら、使う他ないだろう。情報感度が高い学生ならば当然こういう仕組みに気づくわけだ。

何故こんな仕組みがあるかと言えば、採用には金が掛かるからだ。選考回数が多ければ当然コストは掛かる。当然優秀な学生を低コストで欲しいというのが企業の本音だ。一方で、優秀な学生も、自分にマッチするベンチャーを、沢山の内定から選びたいというのが本音だろう。実に需給関係を満たしたシステムと言える。

一昔前、某広告代理店とかで『コネ採用』が問題視されたわけだが、今や新しい、より合理的なコネ採用の形があるわけである。当然優秀か否かでも就活は差が付くが、こういうものを知っているか否かのような情報量でも差はついていく。

今ボーッとしてる19卒の君、君がちょっとやる気を出したら、採用枠はもう少ししたら実はスグに手に入るかもしれない。それは、合理的で良い意味での『コネ採用』かもしれないぞ。